初めまして!地元の神奈川県横須賀市にて学習塾をしている【進学塾クロフネ】の川上です。
実は今、小学生のとある学年が非常に大切な時期に入りました。小中9年間の義務教育の中で、最も重要だと言っても過言ではありません。
ヒントは学校で習っている授業のことです。どの学年のことか、ぜひ考えてみてください。
…
それは…
小学5年生です!
当たりましたか?「え、どうして?」と疑問を持たれる人も多いかもしれません。もちろん様々な意見があると思います。
あくまで私の個人的意見です。特に横須賀市の小学生の最近の様子を見て、そう判断しました。
理由を説明しますので、小学5年生とその保護者は必見です!
執筆者の経歴
- 1988年横須賀生まれ、横須賀育ち
- 県立横須賀高校出身
- 学習塾歴10年
- 約200名の高校受験生を輩出
- 横須賀市の中学生は追大総を目指せ!を提唱し、2022年に「進学塾クロフネ」を立ち上げ
分数は算数の要
最大の理由はズバリ、今、小学5年生は分数の通分・約分の単元を学習しているからです。
小学校によって若干進みが異なるとは思います。少なくとも、明浜小・神明小・公郷小・根岸小では、そのあたりの単元の授業が始まっているようですね。
実際に進学塾クロフネでも小学生は現在同様の単元を学習しているところです。
通塾している小5生は全員の理解度を確認してますが、皆よく出来ていますね!
「通分と約分難しい!」とか「計算面倒だなぁ。。」と愚痴をこぼしつつも、1回の授業で3~4ページくらい進む子たちが多いです。
苦戦気味の子も公約数を見つけるのにちょっと時間がかかるくらいで、理解は大丈夫そうだという印象でした。
分数計算がなぜ超大切なのか?
理由は簡単です。中学生になっても、高校生になっても、基礎計算の中で必ず出てくるからです。
算数、国語、英語のような教科を【積み上げ型】と呼んでいます。学年をまたいで内容が繋がっている教科のことです。
算数はその代表でして、特に分数計算は今後もずっとよく出てきます。
そのため小学6年生が中学校へ上がるタイミングで、必ずチェックすべきなのが「分数の通分・約分が素早く計算できるか?」なのです。
中学校の授業で分数のやり方をわざわざ説明したりはしません。小学校で学ぶことなので仕方がないことです。
算数・数学が苦手な中学生は分数計算が苦手と言い換えられます。思い当たる大人の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中学生を指導していると、通分せずそのまま足してしまったり、約分をしてしまったり。。というケースを目にします。数学が苦手な子は、公倍数・公約数がパっと出せないことが多いです。このあたりの単元は繋がっているので要注意ですね。
そんなこと言われても分数キライだし。。。
そうですよね。気持ちは分かります。では、逆に考えてみましょう!
分数計算が苦手な小学生、中学生が多いということは、得意になることができれば差が付けやすいということです。
中学校で分数を使う単元は、【基礎計算、方程式、関数、確率、平方根、平面図形、立体図形。。。】などなど
挙げるとキリがないですね。ほぼすべての単元で使います。
今、頑張っちゃえば今後の学習がそれだけ楽になりますよ!
小学5年生の保護者の皆さま!ぜひお子さまの学習状況をチェックしてみてください。
忙しい方は、単元終わりに学校で実施されるカラーテスト(単元テスト)の結果を見るだけでも十分ですよ!
まとめ
今回は小学5年生が義務教育の中で、非常に大切な時期を迎えているというお話をしました。
ポイントはこちらです。
小学5年生・保護者に知っておいて欲しいポイント
- 小学5年生は今、通分・約分を学習している
- 分数計算は今後もずっと出てくる
- 中学校の授業では分数計算を改めては教えてくれない
- 苦手な子が多いからこそチャンス!
小学生が今後のことを考えて勉強を頑張るというのは、とても難しいことです。
ですが、なんとか困難を乗り越えて自分の武器にしてほしいですね。
進学塾クロフネは、横須賀市唯一の追浜高校・横須賀大津高校・横須賀総合高校へ合格する事にコミットした小学生・中学生・高校生対象の塾です。
お子さまが「勉強が好きじゃない、苦手」とお困りの方!
小学生がとつぜん勉強が好きに、得意になることはまずありません。そのきっかけには必ず成功体験が必要です。
進学塾クロフネの小学生は明浜小・久里浜小・神明小・公郷小・根岸小・森崎小をはじめとした、横須賀市久里浜・北久里浜近隣の小学校の授業に合わせた学習をしています。教科書準拠で学ぶことで、学校の授業の理解が深まり、単元テストを通して成功体験を積んでいくことができます。
今回の記事で横総にご興味を持たれた方は是非お気軽にご相談ください!
中学生の進路相談も併せて受け付けております!