横須賀市の皆さん、こんにちは!進学塾クロフネの川上です。
神川県公立高校入試まであと20日を切りました。
「焦ってしまって、何をしたらよいか分からない……」と悩んでいる受験生は多いと思います。
そんな人に向けて、「絶対後悔しないための最終チェックリストと心構え」を紹介します!
こういう受験生にオススメ!
・緊張しすぎて困っている
・焦ってしまって何を勉強したらよいか分からない
・当日がとにかく不安
今回お話する内容を落ち着いて実践すれば、きっと大丈夫です!
なぜなら、毎年同じ悩みを抱える受験生たちがプレッシャーを乗り越えて解決できたからです。
記事前半では入試直前の効果的な学習ポイントを、後半では当日実力を発揮するための心構えを解説するので、じっくり読んでみてください!
今回のお話を通して、皆さんが最後の追い込み期間を最大限に活かすことができれば幸いです。
それでは、どうぞ!
入試直前の学習ポイント4つ
新しい問題集に手を出さない
「もっと色々な問題を解いた方が良いんじゃないか……」とついつい新しい問題集(テキスト)に手を出したくなりますよね。
これまで頑張ってきた受験生ほど、不安な気持ちからそうなってしまうと思います。
ハッキリ言うと、必要ありません。今はもう新しい問題集で学ぶ時期ではありません。
これまで使ってきた教科書・参考書・問題集を信じて、2周3周とさらにやり込むべきです。
これまでの学習を振り返り、特に弱点となっている部分に集中しましょう!
アナタは自分自身の弱点を把握できていますか?
模試の結果を活用すべし
最後に受験した模試の結果を見直し、得点が低かった分野を重点的に復習してください。
模試を受けていない人は、学校で実施した実力テストや過去問でもOKです。
自分自身の得意・苦手の感覚だけではなく、模試の得点を客観的に分析することは非常に重要です。
過去問を徹底攻略しよう
やるべきことが山盛りで、パニックになっている受験生は過去問を繰り返しやりましょう!
過去問は「なにを勉強したらいいのか?」という悩みに対する答えの1つです。これは全国の受験生共通です。
※基本的に過去問と全く同じ問題は出ないため、傾向を捉えたテキストや予想問題などを持っている人はそちらでもOKです!
とはいえ、志望校によっては、すべての問題を解けるように勉強する必要はありません。
オススメは「正答率50%以上の問題を絶対に落とさないようにする」ことです。
市販の「神奈川県公立高校入試過去問」や模試には正答率が記載されています。
正答率50%以上の問題の配点を計算したところ、2023年度は5教科合計で300点以上になりました。
特に、追浜高校・横須賀大津高校・横須賀総合高校を受験する人たちは、この300点をしっかり取ることが合否の決め手になりますね。
※国語が全体的に正答率が高めなので、あくまで目安程度に考えてください。
そして、この時期の問題演習で重要なのは「正解できたか」のもう一歩先「なぜそれが正解なのか説明できること」です。
特に神奈川県公立入試はマークシート方式なので、同じテキストを繰り返しやっていると覚えてしまいます。
なぜこの選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢が不正解なのか。必ず確認しましょう!
今から得点アップを狙うなら理科と社会
今から劇的な得点アップを狙うなら理科と社会です。
なぜなら、極端な話、暗記科目は「もし前日に覚えたことが出題されたら正解できる」からです。
地学の「天気」には、湿度や飽和水蒸気量など、計算問題が一部含まれています。
計算が苦手な人は自己判断でスキップしましょう。
計算系が得意な人は、物理の分野にも取り組みましょう!
社会で1番オススメなのは公民です。
なぜなら、公民は地理・歴史と比較して、解きやすい問題が多いからです。
また、地理は「時差」や「地形図」など問題形式ごとに学習することができます。
一方で、歴史は時代を横断したり、日本と世界の繋がりが問われたりするため、特定の時代を勉強しただけでは点を獲れないケースが多いです。
よって、公民・地理をオススメしています。もちろん「歴史が好きだ」という人は歴史の勉強でOKです!
ちなみに昨年度も同様の内容を紹介しています。
合格のための心構え
プレッシャーの対処法
プレッシャーを乗り越える鍵は「ポジティブ(前向き)な考え」と「コミュニケーション」です。
そもそも高校受験にプレッシャーを感じるのは自然なことです。
真面目に頑張ってきたからこその不安と緊張です。特に準備もしていない、どうでもよいことに緊張したりしませんよね?
いっそ受け入れて、自分自身に対してポジティブなメッセージを繰り返し言ってみましょう!
「不安なのはみんな同じ」、「これまで頑張ってきた証拠」、「今日覚えたことは当日も思い出せる」
ポジティブな思考はとても有効です。
そして、親しい友人や家族との会話は、気持ちをリフレッシュさせるのに役立ちます。
特に緊張感から家族との会話が減ってしまっている受験生も多いのではないでしょうか?
一旦、勉強のことは置いておき、高校でやりたいことや趣味の話を楽しむことがオススメです。
ストレスを解消しよう
1分1秒を惜しんで勉強している人も多いと思います。
その意気込みはとても価値のあるものです。ですが、休憩も必要ですね。
長時間の勉強を続けるよりも、息抜きと適度な運動をした方が効率が良いです。
ストレス解消に必要なこと
- 短い休憩
- 深呼吸や瞑想(めいそう)
- 適度な運動
- 十分な睡眠
- バランスの取れた食事
人間の集中できる時間は、約25分から50分程度とされています。(個人差はあります)
これは「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる時間管理法にも反映されており、25分間集中した後に5分間の休憩を取るというサイクルが推奨されています。参考にしてみてください。
また、深夜に勉強した方が集中できるという受験生は多いと思います。しかし。。。
特にこの時期は全くオススメしていません。
睡眠のゴールデンタイムは夜の10時から深夜2時までとされています。
この時間帯には身体と心の回復が最も効率的に行われると考えられており、深い睡眠が多く得られるとされます。
どんなに遅くても日付が変わる前には、必ず寝るようにしましょう。
受験当日は朝からなので、体内時計を調整するのも重要ですね。
合否よりも大切なこと
心構えの最後に。
高校受験は重要な人生の分岐点です。
ですが、決して人生のゴールではありません。
高校受験において、合否よりも大切なことあります。
それは自分の将来を真剣に考えて、やり抜くことができたかどうかです。
仮に100点(合格点)を取れなくても、自分の100%(全力)を出せたのなら、胸を張りましょう!
そして、安心してください。とても貴重な時間を過ごせています。
なぜなら「何かのために努力できる人間だと証明できた」からです。
最後まであきらめずに、走り抜けましょう!
きっと今後、素晴らしい人生を送るための糧となるはずです。
受験生の保護者さまへ
受験生の気持ちを理解するのは難しいことです。
一旦、距離を置いて見守るのも正解だと思います。
緊張や焦りは伝染します。 落ち着いた態度で、穏やかなサポートを心掛けてください。
主に体調管理の面で、受験生は保護者の存在を頼りに感じると思います。
そして、重要なのは受験後のフォローアップです。
受験結果に関わらず、子どもの努力を称え、次のステップへの支援を準備しましょう。
進学塾クロフネでは、公立高校入試が終了直後から、中学校の総復習と高校の予習を始めていきます。
まとめ
受験生の皆さん、そして保護者の皆さん、いよいよ受験当日が近づいています。
この最後の期間を乗り越え、皆さんの努力が実を結ぶことを心から願っています。
そして、これからの長期的な学習や進路選択についても、前向きに考えていきましょう。きっと楽しい高校生活が待っていますよ!
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